やんばるの森通信 No.12 平成14年12月20日
辺土名小学校6年生総合学習
国頭村ツーリズム協会では、地域社会における子どもたちの体験活動の充実が求め られている中、地域全体で子どもたちを育てていく環境づくりと、地域の様々な人材 が積極的に活用されることの社会的要請に応えるための取り組みを行っています。 今回は、辺土名小学校における「総合的な学習における時間」での取り組みをご紹 介します。
6年生の『地域の自然環境について考えよう』という単元の学習活動において、本 協会では6月27・28日に西平川河口から森林公園そして与那覇岳にかけてのフィール ドワークとそのまとめ発表会、そして11月27日は、再び西平川でのフィールドワー クをお手伝いしました。事前の話し合いや反省会なども含め、このような積み重ね が地域に開かれた学校づくりの推進につながっていくことを期待します。
辺土名小学校1年生「秋を楽しむ!」
辺土名小学校1年生の「総合的な学習における時間」では、平成14年10月18日(金) に「秋を楽しむ!」と題した活動のお手伝いをしました。たくさんマツボックリを 拾ってきてそれを他の子が作ったクラフトと交換したりして、子どもたちは、色々な 秋ならではの遊びを堪能しました。
「これを売って」「マツボックリ20個で、売るよ!」「じゃ〜これ買う」
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「さっき買った作品は、なかなか良い出来だよ」
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「お昼は、自分の作った作品をながめながら食べると美味しいな〜」
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イベント情報
カエルの鳴き声観察会
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年明け最初のイベントは…!比地大滝を十倍楽しむ!?活動を村内の皆さんと体験したいと 思います。 日時と集合場所についての詳細は、後日決定しますので、 興味のある方は協会までお問い合わせ下さい。 |
人材育成講座報告
汗汗汗・・・実践修業?が続きます・・・
来訪者にやんばるの自然や歴史、文化そしてあなた自身が好きなやんばるのこと をどのようにして伝えたらよいのでしょうか? やんばるの地域資源が“伝えたい 内容(メッセージ)”であるならば、それを“伝える技術”を備えた案内人(=解 説者、インタープリター)の存在は不可欠です。11月の講座(一般コース)からは、 そのようなインタープリテーション(解説)技術を習得するための実践的な学びが 始まりました。
昨年の講座受講者(ステップアップコースとして別講座を受講中)も交え、国頭 村森林公園にて再び“フィールドワーク”を実施しております。 回を重ねる毎に 楽しさが増してくるような受講者の皆さんのイキイキとした様子を写真でご覧くだ さい。
大島 順子(人材育成講座ファシリテーター)
ゆっくり歩くことで、いつもと違う風景や、音が発見できました。(Y.Hさん)
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グループでフィールドマップを工夫して作ったり、他のグループを覗いて参考に
することが、楽しかったです。(A.Yさん)
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今までに行った事のないル-トで森林公園内を歩いたことで、色々な発見がありま
した。(Y.Hさん)
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私達の手作り、フィールドマップ!
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かじま〜い
それにしてもご大層に立派なのは役場庁舎や近年流行の地域振興策で整備がなされ た、地域にあっては一際浮いたような施設だけであった。
この11月、東京での講演ついでに、四半世紀前通ったことのある、とある県の山間
部から山陰地方の海岸線にかけての過疎の進む村を訪れる機会を得た。総じて、印象
は冒頭述べたとおりである。
これまでの大発展!と評価されたバブル期の含めての高度経済成長期は地方に何をも
たらしたのか? 紛れも無く、陽が当てられぬまま消え去ろうとする地域がそこには
存在している。振興の名の下に整備されたであろう施設は地域住民の年齢構成や意
向、生活実態から大きく遊離し、使われてる様子など限りなく稀薄なのだった。
「何処かの大学の有名な先生が設計なさったと言う事じゃが、使い勝手が悪ぅ〜て のぉ〜。いまじゃ〜、誰もよう使いなさらんのじゃ!」声をかけた野菜売りの老人の この言葉に、地域住民の声のすべてが集約されているように感じた。同じ様の空しく 響く地域民の声が何処かしこと聞けた。過疎の進む何処の地域でも目に付くのは、 寂しげな老人と荒廃の進む家屋や閉校の学校跡…。受け狙いの施設を整えることで若 者が地域に戻る事は無いことを証明しているようにも感じた。何故なら、25年前のあ の地域を知っている私の目には、あの頃の比べ、この農村漁村地域から希望への覇気 が消え、暮し向きが良い方向に向う様子など微塵も見えなかったからである。

