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国頭ツーリズム協会
国頭ツーリズム協会 やんばるの森通信 No.14
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やんばるの森通信 No.14 平成15年2月26日

“第1回国頭村かかし祭り”へのご参加お待ちしています!

 国頭村ツーリズム協会では、昨年4月設立以来、村民を対象として村内各地におけ る自然観察会や集落散策会を毎月実施しています。これまで参加者の皆さんから、 単に「楽しかった」というだけでなく、「あらためて自分たちの住む国頭村という地 域の資源(自然・文化・歴史など)にふれ、その良さに気づくことができた」という 感想をたくさんいただいております。“資源とはそこにあるもの、あるのが当たり前 で目につきにくいもの”とよく言われますが、本協会では地元を再認識することで持 続可能な地域資源の利活用を考える出発点としてこのような催しに積極的に取り組ん でおります。

 さて、このたび3月14〜29日の期間、地域の皆さんが一つになって楽しく何かをつく ることで、やんばるに住む自分たちの村民意識を確認し合うことを目的として 「第1回国頭村かかし祭り」 を開催することになりました。ご家族で、職場で、お友だちと、 もちろんあなたお一人でも、従来のかかしのイメージにとらわれない楽しいアイディ アを形にしてみていかがでしょうか。

 応募されたかかしは、奥間ターブクを中心として飾られますので、期間中是非多く の皆さんに足を運んでいただき、これは!と思うかかしに一票を投じいただきたいと 思います。 尚、森の音楽会や森林ツアー、手づくり体験のイベントも並行して開催 されますので、多くの村民の方々のご来場を心よりお待ちすると同時に、皆さんと一 緒に祭りを盛り上げていきたいと思っております。

 何卒ご協力のほどよろしくお願い致します。

比地大滝自然観察会H15/2/2 与那覇岳自然観察風景H15/2/16

国頭村ツーリズム協会会長 山川安雄

イベント情報

第1回国頭村かかしまつり

  • 開催期間:3月14日〜3月29日(16日間)
  • 場所:国頭村観光物産センター周辺の奥間ターブク周辺にかかしを 配置にて開催
  • イベント:かかしコンテスト・森の音楽会・森林ツアー・イノー観察 ・手作り体験など。
  • 作品募集:思わずニンマリ!してしまう「かかし」を募集します。
  • 募集期間:平成15年3月1日〜3月10日
かかし

人材育成講座報告

人材育成講座

 5月から始まった人材育成講座もいよいよ後半戦です。

 1月の講座では、寒さもひときわという中元気に産卵活動を始めやんばるの森を賑 わせるカエルについて、カエル研究家として活躍されている村山望氏を迎え楽しく 学びの場を持ちました。

 「いつも鳴き声を聞いているカエルの名前がわかってもっと親しみがわいてきた」 「種類によって、すんでいる場所や繁殖の仕方が違うんですね」「やんばるの森にし かすんでいない貴重なカエルがいることを初めて知った」など等、受講者の皆さんが 豊かなやんばるの森の面白さを再発見したのは間違いないようです。

 2月の講座では、まず国頭村商工会事務局長の平良勇氏より国頭村の商工業の現状と 国頭村のツーリズムに対する期待についてお話を伺いました。私たちの周りでは、農 林水産業そして商工業という各々の領域において地域の産業振興が展開されています が、これまでの統計資料や取り組みを元に、個店の特性を活かして固定客をつくり、 特性のある街づくりの可能性を探りました。 地元の資源(人を含めた)を持続的に 利活用し、質の高いサービスを提供していくことで成り立つ産業としてのツーリズム に期待がかかります。

 そして、森林公園をフィールドとしたプログラム作成の活動に入りました。3月の 講座では仲間と作り上げたプログラムを体験し評価し合います。どんなプログラムが 登場するか今から楽しみです。

人材育成講師 大島 順子

かじま〜い Vol.10

 「春」!野山の競うような萌芽や咲き揃う花を見るまでもなく、気持ちが高揚し心 が浮き立ってくる疼きの様は「春」の文字からも十分に感受される。

 ウグイスもすでに上手なさえずりで人の耳を和ませ、メジロもそのさえずりを称す るがごとくタカブいている。そして暖かなヤンバルで冬を越した渡り鳥たちは、そわ そわと北への旅たちの準備に忙しい。そう言えば…今年のタンカンは昨年秋の台風被 害と収穫期のヒヨドリの食害により、人の口に入る絶対量が減ったそうで…タンカン 農家の皆様にとっては、不本意にも収益が減少したということである。

 個人的にはあまり触れたくは無いことながら、ここ数年ヒヨドリが主となる鳥によ るタンカンへの食害が頻繁に報告されるようになっている。調査結果などの裏付けが あるわけでは無く、まったくの私感ながら、このことは、本州から越冬のため渡り来 るヒヨドリが中心になり、食害を及ぼす事が多々有るのでは?と思う。

 このように書くと、いきおい「渡り鳥は許せん!」となるのが人の常であろうが、 渡りをする鳥たちは、その基本として「食を満たせるために危険を冒してまで長距離 の渡りをするのであり、渡りをする鳥たちがそのルートや落ち着き先を設定する条件 としては、やはり「食いぶちを満たす事が出来る。」ということが先決事項となるよ うである。

 この事実を下に鳥による食害を裏読みすると、タンカンの被害は、冬場に置ける換 金作物としてタンカンが広く普及し沖縄ブランドとして定着した事が、本州からより 多くのヒヨドリを呼び寄せる?事になり、食害という結果を生み出しているのかもし れない。

 これが真相なら、南米におけるムナグロノジコと同様、人の営みが鳥の行動に影響 を与えた事例といえよう。

協会顧問 久高 将和

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