やんばるの森通信 No.27 平成16年3月20日
お出掛けかかしに思わずニンマリ!
平成16年3月8日(月)〜3月12日(金)の間、県庁1階ロビーは、 「第2回国頭村かかしまつり」に出品されたかかし達で賑わいを見せました。 昨年に引き続き、県観光リゾート局からの依頼による展示であり、報告を兼ねての お披露目となりました。
地域参加型イベントとして地域の皆さんに親しめる祭りを目指し、さらには 県内外の方々にも私達の集落を楽しく散策していただきたいという思いで、 去年より開催しているかかしまつりです。来年も、愉快で楽しいかかしたちに ぜひ会いに来てください。お待ちしています。
平成16年3月9日(火)沖縄タイムス夕刊記事
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平成16年3月9日(火)琉球新報朝刊記事
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日本で一番早い春の訪れを感じて見ませんか?
月例観察会のお知らせ
新緑の季節になりました。日本で一番早い春の訪れを感じにやんばるの森を 歩いてみませんか。下記日程で開催しますのでご家族、友人を誘ってご参加 ください。
- 開催日時:4月18日(日)午前8:00〜11:30
- 集合場所:国頭村観光物産センター
- 観察場所:国頭村内やんばるの森
- 申し込み:4月12日〜17日午前10:00〜午後5:00まで
- 参加費:お一人200円(保険料として)
申し込みは、国頭村ツーリズム協会(0980-50-1130)崎濱まで
シマには何もないとは言わせない!
連続セミナー第1回目2月27日の夜、「シマには何もないとは言わせない!」 と熱く語ってくださったのは今帰仁歴史文化センター館長の仲原弘哲さんです。
「集落は歩けば歩くほど面白い場所であり、それを住んでいる者たちが自信を 持つことが大切です。そういった自分たちのものを宝として意識しあう、 お互いに気づくことが大事なんです」
と、今帰仁を始めとして、屋我地や古宇利島など北山文化を中心に当たり前に 生活している人の姿をスライドを通して説明してくださいました。
受講者の中には、「興味はあるものの、なかなか話についていけない…」、 「見せてもらったスライドに昔の(子供の頃の)原風景を見ることができた!」 という方々がおり、年齢層に幅があることがお分かりいただけるでしょう。
親子以上?に年齢を超えた仲間たちで学びあう場は、とても新鮮であり、 刺激的です。そして、「自分の足元を見ることがだいじなんだ」「自分たちの 生活文化についてあまりに知らなすぎる。もっと学ばなければ…」とは 皆さん共通の声です。
第2回目のセミナーは3月12日、国の無形文化財である安田のシヌグについて、 スライドで全体の流れを確認した後、シヌグの保存にあたる安田人の大城盛雄 さんに、過疎化や高齢化が進んだことによる継承者不足の中、伝統行事と してのシヌグを保存することの意味やその難しさについて語っていただきました。
後半には、同様な問題を抱えるほかの集落の人々の熱き想いが伝わってくる 場面もありました。話し合いを通じて、解決の糸口を探り出す試みを予感した のは、私だけではないようです。最終回が楽しみです。
人材育成講座担当 大島 順子
かじま〜い
「旧暦」…現在一般的に使われている太陽暦に慣らされた平均的県民には、 いささか古臭さが付きまとう響きではあるが、農業や漁業を営む人には欠かせない 太陰太陽暦である。中でも行行の従事者には不可欠な暦で、旧暦が月例をベースに 作られていることから、月の満ち欠けの程度を暦上で確認しウミンチュは潮の 干満と時間を予測、漁に出かけていったのである。
つまり、月例と共に月と海面との間に働く引力の強弱や方向の規則正しさを ウミンチュは熟知し、漁に役立てていたのである。 このことは月と海面とに発生する引力の科学的根拠を理解していたとするには 飛躍し過ぎる感があるが、ウミンチュが一番に旧暦の恩恵にあずかっていること には違いない。
くどいようだが我々の生活に旧暦が利することを上げてみよう。
- 潮の干満やその程度を知ることができる
- 季節変化や気温変化に敏感な生物の活動状況を知ることができる
- 周年を通してだいたいの気温の変化を知ることができる
逆に旧暦が面倒なことは
- うるう月の存在により何かと面倒である
- 年初の日が年毎に変わり、一般的には予測が難しい
などがあげられる。
そろそろサングヮチャー、今年も潮時表が必要な時期の到来です。 面倒なことはさておいて、身近な利便性から旧暦にこだわってみませんか?
協会顧問 久高 将和

