山原の森通信 3 平成14年1月20日
新年のご挨拶
新年、あけましておめでとうございます。
いよいよ本年は、国頭村の自然環境や人、文化、歴史、等を持続可能な 地域資源としての利活用を図り、国頭村の村興しにつながる事を目的にした 国頭村ツーリズム協会が国頭村当局のご支援のもと発足致します。
皆が素人からの出発ですが、「森林ツアー」や 「やんばるツーリズム大学」等 これまで様々な活動で「気づきや体験・学びのふりかえり」を積み重ねて きました。 その度に国頭の豊かで有利な環境(観光)資源は、「国頭型ツーリズム」 の持続可能な財産に成るという事を強く感じたものです。 学校でも、総合学習がスタートし、週休2日制が始まります。 協会としても色々な情報を発信し、地域社会に貢献すべくプログラムを準備 しております。
2002年、ゆっくり・しっかり・楽しく進みましょう。よろしくお願い致します。
国頭村ツーリズム協会設立準備会 会長 山川 安雄
人材育成講座 参加者便り
講座のふりかえり1
昨年11月から開講した人材育成講座も3ヶ月目に入り、開講当初は、 毎回出席できるか心配でしたが、毎回講座内容が充実していて、毎回 出席するのが楽しみです。また、参加しているメンバーとも講座を通して 知ることもできました。
3月までの講座ですが、毎回の講座に出席して、ほかの出席メンバーと共に がんばっていきたいと思います。
(H.Tさん)
講座のふりかえり2
昨年の11月から講座が始まって、8回の講座がありました。今まで受講して 最初の講座で私自身、国頭村の周辺の事がほとんどわからないのにショックを受 け、身近にある自然や日常の生活にもっと目を向けなければいけないと思いました。
講座の内容は、グループで発表することがあったり、スライドを使った時間が
あったり、講師の久高さん、大島さんの話もわかりやすく、また、他の受講者
の活発な意見や質問を聞いていると、自分も、もっと積極的に参加しないと
いけないと思いました。
残りの講座をしっかり受けて、これから先に活かしていく為に頑張りたいです。
(S.Tさん)
お知らせ
やんばる体感モニターツアー(社)全国農協観光協会が主催するやんばる体感モニター ツアーが1月23日から4日間の予定で実施されます。 県外から40人のモニターがツアーに参加します。 1月25日には比地大滝トレッキング体験で国頭村を訪れる事になって おり、ツアーの案内には人材育成講座のメンバーが当たります。 みんなで日頃の学びを実践したいと思います。 |
第6回国頭村文化・産業まつり開催
|
人材育成講座報告
〜持続可能なツーリズム〜
今回は、12月の講座で学んだ現代的課題の一つである環境保護に取り組む うえでの世界的な「スローガン」となっている「持続可能な開発」の 概念についてお話しましょう。
従来、環境と開発は「相対立するもの!」として考えられてきました。 しかしながら、近年になりようやく私たちは、地球上の資源の有限性を 認識し、環境破壊が人類の生存にとって深刻な問題となりつつあるという 危機感を抱き始め、”環境と開発をどう調和させるか”という 、人類が地球と共存していくための行動に乗り出したのです。
この持続可能な開発という言葉は完成した概念ではなく、論争中のもので あることも事実です。最大公約数的に示された要件は、「将来の世代が自らの 欲求を充足する能力を損なうことなく、今日の世代の欲求を満たすことである。」 という、私たちの子供や孫といった次世代に対して責任ある行動を取ることの 道を探る作業なのです。
また、持続可能な開発は、「社会的」・「経済的」・「生態学的」・「政治的」 という四要素が互いに頼りあう関係でつながれていることも忘れてはなりません。 例えば、国頭村のツーリズムによる地域経済の振興が持続可能な状態であることは、 自然資源の破壊が引き起こされる下では存在不可能であり、固有な文化を尊重する 共通認識があることも大切です。そして、政治的にも大手企業による搾取や社会的 な権力の影響なく地元への公正な取引が成立していることも不可欠です。 このように、持続可能なツーリズムには、一つの要素はいつも他の要素に影響を 与えるという行為が起こっていることを理解しバランスを保つ努力をしなければ なりません。
「昔はどこの川でもタナガーが捕れたし、浜には海藻がたくさん打ち上げられて いたよ」と語る親に、「何故、そのような自然を残しておいてくれなかったの…」 と嘆く子供たち。私たち大人は、自分たちの行動に示して責任を取ることが急務 であり、それは次世代を担う子供たちにいつまでも誇れる価値観の形成に繋がりま す。
さて、新しい年を迎え、11月からスタートした人材育成講座もいよいよ中盤戦に 入りました。やんばるの地域資源に負荷をかけないプログラムの組み立て方や 自然と人との間にたってコミュニケーションを仲介するインタープリテーション (自然解説)技術を習得するという実践的な講座が続きます。
人材育成講座講師 大島 順子
かじま〜い
新年あけましておめでとうございます。年明けても尚、不景気風吹く日ですね。
「元旦を迎えど、浮かれるわけにはいかない!」という御同輩も多々で、 「ただ今冬眠中!」を決め込む御方もありましょう。「暇なら有り余るほど…」 時間をもてあまし気味なこの時こそ、知識を肥やす大切な機である! と考えるのでありますが如何でしょう。
まず、腹の足しにはならない事をお断りして、意外と気がつかない沖縄なら での”冬鳥の出立ち”ショーが連日繰り広げられていることを紹介しましょう。
というのも、秋口から春先まで沖縄に滞在する鳥たちの多くが、繁殖地である 本州などで身にまとっていた派手な色彩の羽の色とは対照的な、いわゆる地味な アースカラーの冬羽に装いを変え冬越しをするからです。
このような傾向は水田などに集まる水鳥に多く見られることであり、図鑑によ ってはこのことを記載していないものもあることから、手馴れたバードウォッチ ャーも??連発というのも、沖縄ならではの鳥見が生み出す楽しさです。
この冬懐具合が寒いあなた、少しだけ知識を肥やし、心だけはヌクヌクと 行きませんか?
久高さん
編集だより
新年あけましておめでとうございます。
国頭村ツーリズム協会設立に向け、役員始め打ち合わせの回数も増え、 頑張って取り組んでいます。 人材育成講座も半分が終わり、参加者の皆さんの講座への取り組みが 変わり始めました。 スタッフ一同嬉しく思い、また、励みになります。 これからも、よろしくお願い致します。

