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国頭ツーリズム協会
国頭ツーリズム協会 やんばるの森通信 No.36
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やんばるの森通信 No.36号 平成18年1月20日

桜

編集 山川雄二

花に集まる鳥や昆虫たちも春の訪れを感じさせます。


新年明けましておめでとうございます。

海

◆ 会員の皆様、昨年は多くの事業が重なったとはいえ「やんばるの森通信」を定期的にお届けすることができなかったことを深く反省し、お詫び申し上げます。本年は新たな気持ちで「NPO法人国頭ツーリズム協会」の活動状況、地域の自然や文化情報、会員向け情報を発信し、社会に対して公平で開かれたNPOをめざし事務局スタッフ一同頑張ります。

◆ 先日、楚州の宿泊研修(1月8,9日の人材育成講座)でステキな風景と出会いました。大海原から昇る朝陽や、夕闇の満月、満天の星空に向かって静かに幸福や平和を願う「乙女の祈り」像との出会いです。一緒に祈って何か幸福な徳をした気持ちになりました。地域には沢山の宝(感動)があります。平成18年戌年も皆様のご指導ならびにご支援のほど宜しくお願い申し上げます。

NPO法人国頭ツーリズム協会
代表理事 山川安雄


東部地域人材育成事業プログラム実践のお知らせ

人材育成講座で地域の人が参加して作った体験型ツアープログラムに参加してみませんか。

〜 楚州区 〜

募集終了しています
  • 日 時:平成18年1月22日(日)
  •     午前10:00〜午後16:00
  • 集合場所:楚州公民館
  • 主な内容:(1)集落散策 (2)伊江川散策 (3)料理体験

〜 安波区 〜

参加者募集中
  • 実施日:平成18年2月5日(日)
  • 集合場所:安波公民館
  • 集合時間、内容については詳細決定次第、ツアー参加者に電話にてお伝えします。


人 材 育 成 講 座 だ よ り

葉カット

 人材育成講座は今年度で5期目を迎えました。これまで担当を続けてきた大島順子さんは、琉球大学観光科学科の助教授に就任し、専門である地域づくりにおける大人の学びや持続可能なツーリズムに焦点をあてた教育研究活動に奔走しています。今年度は、村上由希子さんが担当していますので、さっそく講座の様子を紹介していただきましょう。なお、大島さんは今後もKUTAの活動に積極的に参加します。宜しくお願いします。

◆ 昨年10月から開始した国頭村民を対象とした『人材育成講座』ですが、早くも11回の講座を終え、後半戦に入っております。

◆ 今年度は、安波区・楚洲区をフィールドに、各地域の資源を活かした体験型観光プログラムづくり、またそれらの担い手となる人材育成をねらいとして開講しました。より「実現可能性」と「持続可能性」の高い体験型プログラムを作ろうと、毎回10名程度の受講者が、フィールドワークとワークショップを重ねてきました。

◆ 集めた情報をもとに個々の体験型活動を考え出し、最後はそれらを繋ぎ合わせて一つのプログラムを作成します。

◆ その成果として、安波・楚洲両区において、計6つもの体験型メニューが作り上げられたのです。参加者の方々の間では、「最初は何をやるのか訳が分からなかったけれど、プログラムってこうやって作っていくんだね〜。」という感想なども聞かれています。

◆ いよいよ、1/22、2/5は作成したプログラムの実践講座になります。地域の方々によって作られ、実践されるプログラムを体験にいらっしゃいませんか。
この茅葺きの家が僕の…
この茅葺きの家が僕の…
森林公園宿泊研修
啓子さん、優子さん鍋料理とってもおいしかったです!
啓子さん、優子さん鍋料理
とってもおいしかったです!
楚州公民館宿泊研修
童心に帰ってジャンケンゲーム、この後むかしの遊びを幾つか楽しんでみました。
童心に帰ってジャンケンゲーム、この後
むかしの遊びを幾つか楽しんでみました。
楚州公民館宿泊研修

KUTA 環境教育プログラム担当 村上由希子

JICA留学生受け入れ事業

国際協力フェスティバル国頭ツーリズム協会展示ブース(JICA沖縄国際センター)
国際協力フェスティバル
国頭ツーリズム協会展示ブース
(JICA沖縄国際センター)

◆ 3月6日から4日間、開発途上国から日本の大学院で学んでいる留学生の皆さんがKUTAを訪れ、ヤンバルにおける地域資源を利活用した多様な観光振興の現状や、持続可能な地域づくりについて学ぶことを主な研修目的として、北部3村の現場視察やディスカッション、ワークショップを展開します。国頭村に滞在する間、関係機関の方々のご協力宜しくお願いします。


KUTAの英語でしゃべらナイト〜協会ガイド向けステップアップ講座開始

◆ 協会では、人材育成講座を終了した人の中で、ガイド活動を実践している、または来年度やってみたいと思っている方を対象にステップアップ講座を実施します。講座では外国人向けツアーの展開に必要なEnglish conversation(英会話)の習得をめざします。外国人講師を招き18回36時間の講座です。受講するガイドのみなさん、ガンバリましょう。

本講座は、「Panasonic&EFF 環境サポーターズ☆マッチング基金」に国頭ツーリズム協会が応募し助成が決定し、実施されるものです。

馨おじさんの比地大滝だより 〜キャンプ場も異常気象〜

かえる

◆ 2005年12月「今年は後何日?1年たつのも早いなあ」年の瀬が押し迫る12月、誰となく話の端々に出てくる新しい年への残日板の様な表現である。その頃(12月中旬)までは寒さがなく、オオシマゼミの鳴き声さえ聞こえ、冬を感じなかった。

◆ 冬至の頃から寒風が吹き沖縄の冬の到来を感じた。「トゥンジビーサ」である。身体に感じる体感温度(秒速1m吹く毎に2度低く感じる)も風が強い程寒く感じる。

森林環境教育に参加した子供たちが作ったイメージマップ
森林環境教育に参加した
子供たちが作ったイメージマップ

◆ 年明け早々本土では記録的な大雪に見舞われている。我が沖縄でも、摂氏7度台(国頭村奥)の極寒を体験している。キャンプ場の寒緋桜も例年12月中旬頃には2〜3分咲きだが、今年は1月中旬になって咲き始めた……異常気象それしか思い浮かばない、今頃は森林性の渡り鳥(シロハラ、ヒヨドリ等)たちが食べ物争奪戦を繰り広げ賑やかであるが、その行動がほとんど見られなく静かである。彼等の餌場で戦いの場である例えばアコウの木は、実が完熟して地面に落ち、駐車場の一画を占めている。

◆ おかげさまで、毎朝30〜40分の時間をかけて片づけである。その後に異常気象、地球温暖化の文字が頭を過ぎる。野生の生き物や、渡り鳥たちが来なくなった時、我々人間の生活はどう変わるだろうか気になる。環境問題は、この様な渡り鳥たちの行動からも実感することができる。


比地大滝キャンプ場管理人 大城馨

美ら海どぅしぐわー 〜国頭、海の生き物たち

熱帯魚

◆ 海豚と言えばイルカ、海牛と言えばジュゴンやマナティ。沖縄移住後、年々海の哺乳類体形になってきた私としては決して他人とは思えない面々なのだ。 海牛と言っても象に近い祖先から分かれたようで、逆に鯨類が牛や馬の祖先からの分家らしいからややこしい。

◆ 好き嫌いなし、おばぁの「かめかめぇ攻撃」も全て受け入れる私と違って、ジュゴンはかなりの偏食家で海草が好物のベジタリアン。なのにあの体形を維持できるって凄い、体重300kgのジュゴンの一日の食事量は20〜25kgという量なので、食草のアマモ類も膨大に必要になるわけね。生域の北限で天然記念物でもある彼らのレストラン、アマモ類の茂る浜はどんどん消滅するばかり・・・自然界の法則ならばそれも仕方ないけれど、人為的なものだとしたら問題だわね。国頭村の自然海岸はもはや風前の灯火。海岸から繋がる浅瀬の藻場や珊瑚への影響も考えた工事をして欲しいものだわ。

◆ マナティやジュゴンは古くから人魚のモデルと言われ、その肉は不老不死の妙薬とされてきたし、沖縄では献上品として珍重されたり、食料の乏しい時代は貴重な蛋白源だったりでその数は減ってしまったけれど、今は飽食の時代だし、医薬も発達したしで彼らに頼る必要もないのだから、せめてものお礼として彼らの住む環境くらいは守ってあげたいよね。

◆ 古い時代や南方の島々ではふくよかな女性が美しいとされ、陸上に上がらないまでも、脇の下にある乳房にすがって授乳する姿は多くの国々で憧れをもって擬人化された。古くから国頭村はジュゴンの里と言っても過言ではないはず。彼らが今度こそのんびりと棲める海を作って欲しいなぁ。


海遊び・森遊び きじむなあ 服部美冬

KUTA活動報告

安波集落散策ツアー

◆ 11月23日「第4回国頭村かかし祭り」期間の催し物として、安波集落散策と安波ダムカヌー探検のモニターツアーを実施しました。ガイドは、地元安波出身の當山英雄さん、賀数安志さんが担当し、散策出発前に當山光宗さんから集落の石垣や家をどの様に造ってきたか、昔の茅葺き家の話などを楽しく話して頂きました。

當山英雄さん賀数安志さん
當山英雄さん賀数安志さん
酒ビンの置き方にもなんとなく懐かしさを感じます。
酒ビンの置き方にも
なんとなく懐かしさを感じます。
當山光宗さん楽しい「ゆんたく」ありがとうございました。
當山光宗さん楽しい「ゆんたく」
ありがとうございました。

NPO出会い市へ出展

◆ 県内NPOを紹介する「NPO月間」(1月15日〜2月15日)のオープニングイベント「私らしさ発見!ボランティア・NPO出会い市」に参加。KUTAのブースでは、活動紹介と「オキナワウラジロガシのどんぐりで作るネックレス」体験コーナーを設け、子供たちといっしょに楽しみました。またNPOやNPOの活動に興味のある人たちとのユンタクもいっぱいできました。この様な出会いを大切にしていきたいです。NPO月間は各地で色々な体験メニューが実施され、案内はスーパーやコンビニに置かれています。出かけてみてはいかがでしょう。

KUTAブース
KUTAブース
こんなの沖縄にあるの?はじめて見る巨大どんぐりにビックリ!
こんなの沖縄にあるの?
はじめて見る巨大どんぐりにビックリ!

生き物図鑑 アカマタの食事

アカマタ

◆ 夜の林道に細長い物体を2つ発見しました。車を脇に止めて、よーく見てみると1つは車に轢かれて死んでいるリュウキュウアオヘビ。もう1つがアカマタでした。しばらく見ていると、アカマタはリュウキュウアオヘビの周りを舌を出しながらウロウロ仕始め、しっぽから頭の方へ来るといきなり頭に噛み付き、飲み込み始めました。5分くらいでしっぽの辺りまで飲み込み、口から少ししっぽを出したまま、山へと消えていきました。食事中はたいへんおとなしく、触っても気にしていない様子でした。

◆ 鳥も魚を食べるときには、だいたい頭から飲み込みます。やはり、ウロコがある生き物を食べるにはウロコの向きを考えて、頭からだと飲み込みやすいと知っているのでしょうね。


マサヒロ

編集後記

 前回の発行(8月号)から時間があいてしまい、申し訳ありません。やんばるの森通信は次号(37号)までは、これまでと同様の紙面で発行し、38号から、紙面を一新しみなさんにお届けいたします。ご意見ご要望、お便りなどもお寄せ下さい。宜しくお願いします。    

Yuji

国頭村でくいないたび

私たちが目指す国頭ツーリズムとは…

 地域住民が主体となって、地域資源(自然環境や歴史、文化、人材など)を しっかりと次世代へ引き継ぎ、持続可能な地域社会づくりに貢献するものです。

ヤンバルの未来のために
Let's save Yanbaru for the future

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