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国頭ツーリズム協会 やんばるの森通信 No.37
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やんばるの森通信 No.37号 平成18年3月20日

ノグチゲラの削った木屑

編集 山川雄二

ノグチゲラが削った木くずです。


新緑の森からの便り

新緑の森

◆ やんばるの森が新緑におおわれる季節がきました。この季節、森まで出かけなくてもイタジイの花の薫りは南風にのって里までおりてきています。あなたは、感じていますか? 漁師さんのはなしでは、沖合でも薫りがしているそうですよ。大国林道の大国橋から眺める新緑の風景は格別です。間近に樹幹を眺めていると春の日差しの中、新緑の絨毯(ジュウタン)の上で寝転がりたくなる様な気にもなります…?出かけてみてはいかがですか。


ノグチゲラの営巣

◆ 野鳥たちは繁殖期を迎えています。ノグチゲラが新しい巣を作っている現場に出会うことができました。巣穴の下には10mm〜20mmほどの細長い木くずがあたりに散らばっていました。子育て中の野鳥を観察する時には、やたら近づかない、物音を立てない、フラッシュを焚かないなどが大切なマナーです。すぐにカメラを取り出さずまずは観察してみませんか。


森の楽しみみつけよう 〜木工クラフトやってみませんか

この作品は、KUTAが受託し開催した「森林環境教育指導者養成講座」(平成17年8月実施)参加者の皆さんが製作したものです。KUTAでは、クラフト体験の指導も行っています。問い合わせは、Tel 0980-50-1130 KUTA事務局まで。

木工クラフト1
木工クラフト2
木工クラフト3
木工クラフト4

JICA留学生セミナー受託事業報告

葉カット

3月5日〜10日「地域資源の持続的な利活用と地域づくり」と題し実施した「留学生セミナー」※は、JICA、OIC、国頭村役場、辺土名小学校を始め、視察を受け入れて頂いた各団体、ボランティアスタッフ等おおくの方々のご協力により実施することができました。皆様ほんとうにありがとうございました。セミナーの一部を、みなさんに紹介したいと思います。
※日本各地の大学で学ぶ開発途上国の若手研究者や南米の日系人を対象としたグループ研修(独立行政法人国際協力機構(JICA)沖縄国際センター(OIC)より受託)

分析 山川雄二

国頭プログラム1,交流会

国頭村と各国の事例発表
国頭村の産業や文化、事業について
役場担当者から説明のあと、留学生
自国の事例発表を行いました。
国頭村長より留学生に歓迎の挨拶
交流会では、国頭村長より留学生に
歓迎の挨拶をいただきました。沖縄
料理中心の食事や泡盛も好評でした。
フラダンスと琉舞の余興
ボランティアスタッフの柏原さん、
永田さん、フラダンスと琉舞の余興
楽しかったですよ。


東村「つつじエコパーク」、大宜味村「芭蕉布会館」

東村交流型農村の取り組み
「つつじエコパーク」山城専務
より東村の交流型農村の取り組み
についてレクチャーを受けました。
つつじエコパーク
ほかの村ではどの様な取り組みが
なされているか。どの様な問題点
が存在するのかについて学びました。
喜如嘉芭蕉布会館
喜如嘉芭蕉布組合理事長の平良美枝子
さんより芭蕉布の説明と伝統工芸の
伝承についてお話を頂きました。


国頭プログラム2,3(比地キャンプ場、クイナ湖畔事業)

比地川遊歩道のガイドウォーク
比地川遊歩道のガイドウォーク
を楽しんだ後に、人が入ること
による自然への影響について
ディスカッションを行いました。
クイナ湖畔整備事業の説明
クイナ湖畔整備事業の説明、
KUTAとのパートナーシップや
事業への住民の関わりについて
ディスカッションを行いました。
安波ダムジャングルカヌー体験
昨日からの国頭プログラム全体を
通して、留学生からは行政が実施
する事業に住民がどう関わっている
のかについて質問が目立ちました。


今帰仁歴史文化センター、国頭プログラム4(辺土名小学校)

今帰仁歴史文化センター

今帰仁歴史文化センター館長の
仲原弘哲さんから、琉球王朝の
歴史、文化、「ムラ・シマ」の
なり立ちについて、世界遺産と
しての価値についてお話を頂き
ました。

辺土名小学校6年生のみなさんとの交流学習
辺土名小学校6年生のみなさんとの
交流学習。子供たちにとっても貴重
な体験でした。

留学生セミナー6日間の研修の内4日間をやんばる地域で実施しました。それぞれの地域がかかえる課題や問題点は地域によってことなり、受講生は国頭村やKUTA、他地域の解決に向けて幾つかのプロセスを学ぶことが出来た様です。研修を終えて受講生の1人は「この1週間で地域住民とスタッフの意識向上とどの様に自然資源を守るかということを学んだ。これは、私の国にも大変有益な情報となる」との感想がありました。今後のご活躍を期待したいと思います。


馨おじさんの比地大滝だより 〜森の樹木は新学期〜

かえる

◆ 2月中旬寒緋桜の花が散り終えたかと思ったら新芽が顔をのぞかせている。周囲の森を見るとイタジーやリュウキュウマツ、ウラジロガシなどが新芽を出しきっている。キャンプ場付近ではイタジーの放つ独特な癒しの匂いが鼻をつく。シャリンバイも花を付け虫たちを呼んでいる。

センダンの花
センダンの花

◆ 森の樹木達には人間より一足早い新学期が始まっているようだ。遊歩道沿いには、薄むらさきをした小さい花を咲かせるタツナミソウもその存在をアピールするかのように咲き誇っているように見える。

◆ 寒暖のはげしい3月。春が来たかと思ったら、冬に逆戻りする季節でもある。「ワカリビサドー」、「アラン ナーチッケーフインドー」と暖かい春を待ちながら、寒さが来る度に「別(ワカ)り寒(ビー)さ」を口にしている。

◆ そんな人間の姿を知ってか知らずか、山の樹木は大空へ向かって枝葉を伸ばし、小鳥たちは巣作りを始めている。気の早いノグチゲラは1月29日から巣造りを始めている。完成間近と思われる。そのヒナたちが卵から孵化するころ、小鳥たちの新学期が始まり森もにぎやかになってくる。


比地大滝キャンプ場管理人 大城馨

美ら海どぅしぐわー 〜国頭、海の生き物たち

熱帯魚
アオイガイ
アオイガイ

◆ 浜で遊ぶのには気持ちの良いシーズンになりますね。浜を歩いていると不思議なものにも出会います。 実はゴミ袋片手に「今日はゴミ拾い」と出かけた日に「お宝」に出会うことが多かったりします。ご褒美かな?

◆ 拾い上げた時にはプラスチックのおもちゃのゴミかな?と思ったこれは実はタコ。アオイガイという漂流ダコの殻です。(写真)殻を持つタコっていうのもなんだか不思議ですね。生息地は九州以南というから沖縄の沖合いには沢山泳いでいるのだろうけど、漂着や釣りで獲れるのは九州から北海道までの日本海側が多いようです。表層を漂っているので、寒い時期になると海流に乗って行ってしまうようですね。


ムラサキダコ
ムラサキダコ

◆ 波打ち際で見つけたのもヘンなタコ(写真)一瞬、深海のコウモリダコ?!と思ったら、これまた表層生活のムラサキダコでした。見つけたときにはまだ生きていて、表皮の色を虹色に変色させていましたが、程なく昇天。見る見る黒紫に変化して、妖しい秘密結社のマスクみたいになりました。穴は目ではなく水抜き用で、目のある側は銀白色です。

◆ 先日これらの生物がテレビ番組で紹介されていましたので、ご覧になった方もいらっしゃるかもしれませんね。そしてそれは北の海の話だと思っている方も多いでしょう。日本海に行く生物も、太平洋に行く生物も、多くがこの沖縄から海流に乗って旅をします。それらの命を育む海を大切に思いながら、ゴミ袋片手に浜を歩いてみませんか? 素敵なご褒美があるかもしれませんよ♪


ネイチャーショップ 海遊び・森遊び きじむなあ 服部美冬

KUTA活動報告

人材育成講座プログラム実践

◆ 10月から始まった東部地域人材育成講座は、1月22日、2月12日に楚州区、安波区でのプログラム実践を実施し、3月3日には閉講式を向かえました。これまで、「地域資源の持続的な利活用について」ワークショップやフィールドワークを通してプログラム作りから実践までを学びました。受講者からは、「地域資源の利活用につて実践を通して新たな気づきを得ることがでた」という声なども寄せられています。さらなる学びのつみかさねを期待したいと思います。

楚州プログラム実践
楚州プログラム実践
新城さん初めてのガイド体験
…「楚州の財宝はここと、
ここに埋められています…」
3月3日の閉校式
3月3日の閉校式、皆勤賞の
方には修了証が手渡されました。
みなさんおつかれさまでした。



安波プログラム実践
安波プログラム実践
青年会の當山さん×2、上原さん、
賀数さんの「安波安波探検隊」
が活躍しました。

ガイド向け英会話講座

◆ この週のKUTAガイド向け英会話講座は、
JICA留学生との会話実習でした。みんな楽
しんでますか〜(^o^)


Heyヒデもっと conversation してください。OK?

上級救命救急講習会に参加しました。


大丈夫ですか?あなたは救命救急の訓練を受けていますか?
はい、今訓練を受けている所です!




生き物図鑑 オキナワマドボタル


オキナワマドボタルの雄と雌
雌は成虫になっても芋虫形のままです。

◆ 春の訪れを教えてくれるスダジイの開花が始まり、新緑輝くを見せてくれています。そんなやんばるの森では、夜にも春の訪れを感じることができます。暗くなってから夜のやんばるをのぞいて見ると光によるラブソングを見ることができます。その光の正体は、「オキナワマドボタル」です。見られる時期は3月〜5月です。森の中では昼夜を通して春を感じ、見ることができます。 (ハブ等の危険生物には十分に気をつけて出かけて下さい。)

国頭ツーリズム協会 ガイド

編集後記

新緑の季節の森は、いろんな春がいっぱい!
おすすめは、シークァーサーの花の薫り、なんとも爽やかな香りは感動的です。中には実と花が一緒についているのもあり、葉の香りと合わせて3倍楽しめます。

Yuji

国頭村でくいないたび

私たちが目指す国頭ツーリズムとは…

 地域住民が主体となって、地域資源(自然環境や歴史、文化、人材など)を しっかりと次世代へ引き継ぎ、持続可能な地域社会づくりに貢献するものです。

ヤンバルの未来のために
Let's save Yanbaru for the future

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