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国頭ツーリズム協会 やんばるの森通信 No.9
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やんばるの森通信 No.9 7・8月号

国頭村を知ろう!「国頭村内者向け観察会風景」5月〜7月までの観察会報告

「親子バードウォッチング」平成14年5月26日(日)

 親子バードウォッチングでは、子どもグループ・大人グループに分け、観察会を 行いました。子ども達は、自分たちの目線で飛び込んでくる色々な生き物について、 ガイドに少し誇らしげに、質問をしていました。大人の参加者も、植物を含め生き 物の観察を、ガイドと楽しめた一日であったようです。

親子バードウォッチング 親子バードウォッチング 親子バードウォッチング

「親子で海の生き物観察会」平成14年6月9日(日)

 親子で海の生き物観察会では、イノーの生物を観察しました。70代の女性は、今 まで生きてきて、初めて見る生き物が多かったと感動していました。子ども達は、 個々で色々な形や色をしている生き物を見つけ思い思いに楽しんでいる様子でした。

※スタッフも、心から楽しみました。(前半の写真を取り忘れるほど。)

親子イノー観察会 親子イノー観察会 親子イノー観察会

「親子ホタル観察会」平成14年7月27日(土)

 親子ホタル観察会では、沖縄産のホタルを与那演習林周辺で観察しました。 ホタル以外にも色々な生き物を観察できました。子ども達の感心は、ホタルの幻想 的な光に注がれていました。夜の観察会は、昼間と違う集中力があるので面白みが あります。

親子ホタル観察会 親子ホタル観察会 親子ホタル観察会

人材育成講座報告

エコツーリズムの主体は、あなたです。

 7月12日・13日の一般コースでは、“環境に配慮した”とか “自然環境について学ぶ” ことをうたい文句に登場してきた「エコツーリズム」 の本来の在り方について学びまし た。「エコ」という響きにまどわされ、旅行業者が主導するカヌー体験や森のトレッキ ングという自然体験があたかも「それ」であるがごときのように賑わう昨今です。この 実態が、旅行業者主体の従来のマス(大衆)ツーリズムを補完するような形で、貴重な 自然が残された過疎地域における短期的な経済効果を臨むだけの旅行形態にすぎないよ うな印象を持つのは、私だけではないでしょう。

 エコツーリズムは、その地域固有の自然や文化資源を活かした観光業の成立と同時 に、それら資源の保護と保全のための方策や手段をきちんと持ち合わせていることが 必須の条件です。そして、このような観光の確立と推進が、地域全体に波及させる経 済的効果を考慮したしくみを作り上げてこそ地域経済の活性化に繋がっていくのです。 このような視点は、持続的な地域資源の利活用には不可欠でありバランス良い関係で あることが大切です。

 また、エコツーリズムは環境教育において非常に大きな役割を担っています。 これは、観光に訪れる人々だけでなく、旅行業者や受け入れ側となる現地の人々に対 しても、大きな意味を持っています。例えば、環境保護に対する意識を高めていくた めには、その自然や文化がどのようなものであるのか、なぜそれを守る必要があるの かを知らなければなりません。観光客にとって適正なエコツアーへの参加は、豊かな 自然や文化に触れる体験を通してその素晴らしさを知り、その大切さを理解すること が可能です。

 旅行業者にとっても、環境を破壊し地域を通りすぎていくだけの都会の人の押し付 けツアー商品という考え方から脱却して持続可能な観光業を模索し、それが実現する 社会に貢献する一企業としての取り組みが期待されるわけです。そして、エコツアー を成立させるためには何よりも地元の人々の協力が不可欠なのは言うまでもありませ ん。現地時間のリズムに合わせながら、地域住民が主体となって公正な地域活性化へ つながるエコツーリズムの意味や在り方をきちんと理解していくための学びをしなけ ればなりません。三者に効果があるわけです。問題も山積みしているのも確かです が、それぞれの役割を認識しつつ地に足をつけた議論を積み重ねていく必要性がある のも事実です。

人材育成 講師 大島順子

イベント情報

第17回 国頭村まつり

  • 開催日:8月24・25日(土・日)午前8時〜午後10時
  • 場所:国頭村営グランド
  • 村内多くの方々のご来場をお待ちしています。

アカハラダカの観察会

  • 日時:9月29日(日)午前6時半
  • 集合場所:国頭村観光物産センター
  • 観察場所:大国林道もしくはフェンチジ山
この季節だけ! 渡り鳥の観察会

かじまーい

安田シヌグ
安田シヌグ
与那ウンジャミ
与那ウンジャミ

 携帯電話やパソコンなど、電気を消費する機器がこの上なく便利な事は最早言うまで も無い。しかし、それらは暮らしにおいて絶対に必要とされるものではない。これはテ クノロジーと人の生活の間で、常に評価のまな板に載せられる話題でもあるが、開発と 経済成長の関係でも同じような事が生じます。

 多くの人は、経済発展が世界の貧困を無くすと考えています。これはひとつの視点 からの真理ですが、世界の貧困を経済成長で解決するには今の7倍の発展が必要とさ れ、この事は資源量など物理的関係からも全く不可能な事とされています。暮らしの 量的拡大ではなく、質的転換が必要とされるゆえんです。GNPが10倍になっても人の暮 らしは10倍豊かにはならない。経済発展は生活の質と調和する地点があり、それを過 ぎて単に成長した場合、生活の質は都市の暴力化、人の無気力化、環境破壊などがは びこり出す事で低下する。問題は「どれだけ持てば満足する?」という観点で各々の 人が誠実に答えを探り出す努力です。

 盛夏8月! 旧暦七月初の亥の日に安田区にシヌグ、旧盆後の亥の日に比地区や与那 区のウンジャミが催されます。夏の一時、古式ゆかしい祭祀にかつての暮らしを偲 び、豊かさを考えませんか?


協会顧問 久高 将和

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