解 説
頭胴長が7.5cmぐらいで、生来の尾の長さは頭胴長の85%程度です。指下板がなく、目には瞼があるなど、原始的な形質を持っています。
冬は低温のため活動が低下しますが、冬眠はせず、冬でも暖かい日には活動個体がみられます。活動は気温に制約されますが、6月から8月には気温が活動にとって十分高いため、日々の活動は気温に制約されません。
野外における平均寿命は不明です。なわばりは持たず、闘争行動なども知られていません。採食する種類としてはワラジムシ、ムカデ、徘徊性のクモ類などの地上性の無脊椎動物を食べています。
また、ガラスヒバァ・ハイ等のヘビ類が天敵として知られていますが、潜在的な天敵としてアカマタ・ヒメハブ・オオムカデ等が考えられています。
生存に対する脅威としては森林開発による棲息場所の消失、ノネコ・マングースなどによる捕食、沖縄本島南部における外来種サキシマハブによる捕食、林床の落葉等の除去による餌動物の減少などに加えて、近年、特に注意しなければならないのは違法採取です。繁殖率の低い生活史特性から、成体の乱獲は個体群に重大な影響を及ぼします。