解 説
シイ林に棲息し、シイなどの実や昆虫類を食べます。夜行性で活動は主に樹上で行います。時々、地上に降りることもありますが動作は緩慢です。昼間は樹洞などで休息しており、巣は樹洞内に枯葉などを敷き詰めて作ります。
森林伐採や林道建設などによる森林生息地の激減、分断、移動経路の分断が生存に対する最大の脅威となっています。特に本種の棲息にはある程度の大きさの木が必要であることから、長期に渡って維持されている森林の保全が必須です。また、野生化したイヌ、ネコや移入種であるマングースによる捕食圧も大きいようです。これらの移入種は林道敷設の進行にともなって、本種の棲息地への侵入が加速されたと考えられています。また、移動経路が分断されて地上を使わざる得ない状況も捕食の危険を増大させていると考えられています。